直心流について
流祖・初代家元松崎雨香が、元々所属していた志野流を離れ、
広義香道の普及の為に創設した流派です。
「香道文化存続のため、お香の聞き方だけでなく、炷き方も広めたい」
「室町時代以降の香道だけではなく、
仏教とともに伝わった供え香、平安時代の薫物の世界も後世に伝えたい」
「香道も茶道・華道のように、
カルチャーセンターなどに教室を開いて普及すべきである」
当時、浅草寺中興の祖といわれた、故・清水谷恭順大僧正を会長に迎え、
多くの後援者の支持のもとに結成されました。
以来、各地で「お香の炷き方」の教室を開講し、お寺での「献香」や、
日本だけでなく世界十か国以上での「伏籠手前」の披露など、
香道文化存続のために活動しています。
献香の様子(浅草寺本堂)